
そば鳴りという現象についてのお話です.
カラオケで歌うと響きがついてますのでとても気持ちがいいもので,
ついつい気持ちも入り込んでしまいがちになりますよね.
そのせいか,演奏もカラオケみたいな演奏になりがちな方がよくみられます.
合奏で演奏していて,よく「聞こえない」と言われたことはないですか?
自分としては一生懸命やってるつもりなんですけどね.
実は,本当にやっている「つもり」になっているのかもしれません.
・・・
ホースで水をまくときにホースの口を絞って遠くにとばそうとすることってないですか?
ちょうどあの現象が起こっています.
ホースから出る水を音のエネルギーと見立てると,
確かにホースの口を絞ると遠くには飛びますが,逆に音(水)が細く鋭くなりますよね.
こうなると,それは「異質な音」ですから,
まざらなかったり,細く小さい音だということなのです.
これが,私がよく言う「楽して吹いている」「まじめに演奏していない」という現象です.
カラオケなどもその通りで,
ちょっと喉に力を入れたり喉をしぼるだけで,声が大きくなるのですが,
マイクや機器自体に響きがついてますので,あまり気にならないのです.
ではどうしたらいいかですが,
そこで,ホースの例えに戻りますが,
結論としては蛇口を緩めて水量をもっと増やすことになります.
すなわち,身体のよけいな力を抜いて,
もっとしっかりと息を入れるということです.
「ということです.」(どやぁ!笑)と書きましたが(「どやぁ」とまでは書いてません^^;),
もちろん大変ですよ.これは.
そう簡単にはできませんが,やろうと思えば今からでも始められます.
ということで,結局は早めに始めて自分のものにできるかで
これからの幸せが決まってしまいますね.
頑張ってくださいね.(^^)
#ご感想もお待ちしています.(^^)/
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