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みなさんがいつもお世話になっている顧問の先生,指揮者,指導者の方々についてお話しします.
 
前回,名曲を聴こうと題して,ベートーベンの交響曲第5番についてお話をしました.

そこからこの話に繋がるのですが,
なぜこういうことを書くかというと,それがみなさんの普段の練習に重要な意味を持つからです.

指導者はこのように専門教育と受けていたり,
大学時代に吹奏楽に熱心に取り組んでいたことと思います.

そうしますと,その楽団で得た様々な知見や習慣が身についていることと存じます.
加えて,少なくとも専門教育を受けているはずの音楽科教員であれば,クラシック主体となっているはずです.(管楽器専攻ならベストですが,少なくとも知識としてオーケストラのことは知っているはずです.)

話は跳びますが,

みなさんの中でサッカーの上手な方はいらいっしゃいますか?
野球は,テニスは?
おそらくかなり上手い方ならば,初心者や下手な方に対して,
「どうしてこんなことでつまづくんだろう?」と考えたことはないですか?
もしくはどう言えばわかってくれるだろうと考えたことはないですか?

最初は言葉で理解しようとしているものが上手くなるにつれて当たり前になると,その所作が無意識的になってしまい,上手く説明ができなくなるくらい自然な流れになってしまうからです.

さすがに経験豊富な指導者はそのあたりは気を付けているでしょうけど,人は一般にそういう視線で捉えてる場合が多いです.

ということは,最初にクラシックやオーケストラを理解することが,
指導者の指導の意図や本質をより理解することがしやすくなり,対応もすばやくできると考えられます.
すなわち,こちらも吹奏楽やその指導者に慣れるにしたがってその趣旨がより明確にわかりやすくなっていくということです.

そのあたりは先輩がフォローにつくとよりわかりやすくなりますし,
その流れを上手く共有・継承できるとさらにいいですね.

指導者や仲間ともっとコミュニケーションをとってがんばって下さいね.(^^)

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